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Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

ユーフォニアム担当の石田です。

3月23日(土)、18:00~、casa maasa musicaで当団の練習がありました。この日は、京都市交響楽団トランペット奏者でいらっしゃる早坂宏明先生のレッスンがありました。以下、ご報告します。

BES練
(練習をあとで確認できるように動画を撮影しているのですが、↑は、それのキャプチャー画像です…)

1、基礎合奏(石田担当)
サウンドを揃える、音程を合わせる、などの目的で基礎合奏を行いました。音階練習やコラール練習など、ラクな音量で、音色を良く、各楽器がよく響く音で合わせます。音程は耳で合わすことが重要ですね。演奏中に周りの音を聞いて、瞬時に合わせられなければなりませんので。

2、曲の確認(Tu由良担当)
早坂先生のレッスンに先駆けて、ア・ラ・カルト1楽章、2楽章とセンド・イン・ザ・クラウンズの要所を合わせて、確認しました。

3、早坂先生レッスン
(1)5スター
トランペット5重奏の曲を見ていただきました。トランペットは普段、高音域を担当する楽器ですが、この楽器だけでアンサンブルを組んで演奏します。低音を綺麗に鳴らすのは、けっこう難しそうですね。低音域を私がお手伝いしてあげたい気もしますが、それではトランペットアンサンブルになりませんし、、、

(2)ア・ラ・カルト1楽章
今年の定期演奏会のメイン曲、ゴフ・リチャーズ作曲の金管合奏曲「ア・ラ・カルト」より1楽章を見ていただきました。金管バンド(注:通常の吹奏楽団は木管楽器を含むが、金管バンドは、金管楽器と打楽器だけで組むバンドのこと)の楽器を使ったアンサンブルなので、各パートとも、金管の性質を活かした楽曲になっていると思います。音量も大きく、派手に、輝かしく響くし、通常の金管楽器のための曲よりも動きが激しいです(特に私の担当するユーフォのパートは目まぐるしく動きます)。そのため、曲を上手く整理しないとゴチャゴチャした感じになり、旋律線が伴奏にかき消されてしまい、よく聴こえないということになりがちです。早坂先生からは、音量差をもっとつける。伴奏を落として旋律線をもっと浮き立たせる、などご指摘いただきました。

(3)ア・ラ・カルト2楽章
1楽章とはうって変わって、ミディアムテンポでちょっと虚ろな美しいメロディとリズムが印象的な曲。1stトランペットが主に旋律を担当、ユーフォがオブリガートのように旋律にからみます。私のパートについては、スラーとスラーでない音符があるのですが、どれもつなげて流れるように吹くようにご指導いただきました。やっぱり、専門の先生に聴いていただかないと気がつかないものなんですよねぇ、自己流ではなかなか。

(4)ア・ラ・カルト3楽章
またまたテンポが速くて激しい曲。私のパートは、他パートにはない連符(細かい音が連なって速く動く)が多用されており、指がたいへ~ん!なかなか連符がうまく流れなかったけど、ちょっとずつは吹けてきたかな。まだ時間はあるので、もっと確実に吹けるようになりたいものです。

ア・ラ・カルトは4楽章、5楽章まであるのですが、今日はここまでで、次は違う曲を。
(5)センド・イン・ザ・クラウンズ
大編成の金管アンサンブルで、フリューゲルホルンがメロディを担当します。メロウなメロディがとても美しい曲です。各パートの絡み合いがわりと複雑に書いてあり、明確に出すところと引くところを使い分けないとごちょごちゃになってしまいそう。私はこの曲ではトロンボーンを担当しますが、まだちょっとこなれておらず、苦戦しました。他パートの動きもよく理解し、しっかりと合わせたなければ!トロンボーンはやっぱ難しいなぁ(でも吹けるようになると楽しいです)。

定期演奏会に向けて、着々と練習は進んで行くのでした。

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