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Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

Brass Ensemble Saturday / ブラス・アンサンブル・サタデー

みなさんこんにちは!
トランペットパートの大川原です。

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2月14日に大阪のフェスティバルホールで行われたクルレンツィス指揮ムジカエテルナの日本ツアー大阪公演に行ってきました!
近年にわかに話題になっているロシア発オケですが、何より特異なのは交響曲一曲を全演奏者立ったまま演奏するという演奏スタイル。

今回のプログラムはチャイコのバイオリン協奏曲と、チャイ6悲愴だったのですが、協奏曲の時点から面白い。指揮者譜面台とソリストの譜面台とを斜めに配置して、指揮者とソリストがお互いに密にコミュニケーションを取れるスタイルでの演奏でした。一般的に協奏曲をやるとなるとソリストを呼んできて演奏することが多いですが、いかに今まで見てきたオケがソリスト、オケ共にお互いに遠慮しあった演奏をしているのかがわかる、本当に息の合った音楽に没入した演奏でした。

続いての悲愴はとうとう全員が立奏!
管楽器は休符では座っていましたが、チェロ以外の弦楽器が全員立奏なのは中々圧巻。
こうすることで指揮者だけでなくコンマスも豊かに表現でき、また周りをリードすることができるのだなと感じました。
所謂キワモノ系のオケでしたが、クルレンツィスのクラシックの固定観念を壊していこうとする意気込み、そして曲を通して彼らが伝えたい思い、情熱を存分に味わった2時間でした。

またフェスティバルホールに足を踏み入れたのも個人的に初めてでした。そして手に入れたチケットが一階真ん中の本当に良い席だったのですが、音が立体的に届いてくるとてもよいホールでした!またコンサートを聴きに行きたくなりました♫
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