【動画】BES第16回定期演奏会④ 『金管五重奏曲第3番』金管5重奏
こんにちは、Brass Ensemble Saturday(ブラス・アンサンブル・サタデー)
です
2023年9月9日(土)に開催させていただいた
Brass Ensemble Saturday 第16回定期演奏会
~まだ見ぬ世界へ、旅の始まり~
その時のプログラムを紹介をさせていただきます
今回は、プログラムNo.4

ヴィクトル・エヴァルド
金管五重奏曲第3番
Victor Ewald
Quintet №3
【曲目解説】
ヴィクトル・エヴァルド (1860~1935)はロシアのサンクトペテルブルク生まれの作曲家です。
主に金管楽器の室内楽曲が有名で曲風はチャイコフスキーやボロディンの影響を受けていると言われています。
子供の頃からチェロ、ホルン、コルネットを学び、モスクワ音楽院でさらに専門的に演奏や作曲、音楽理論を学びました。
ホルン、コルネットだけでなくトロンボーンやチューバも吹いたと言われており、一通りの金管楽器はそれなりにこなせたようです。
同時に、ペテルブルク大学で建築工学を学び、土木技師として生計を立てました。
エヴァルドの作品と言えば4曲の金管五重奏曲があります。
中でも第1番と、第3番が有名ですが、第2番と第3番の2曲は永い間存在が知られていませんでした。
後に、ノルウェーのホルン奏者、フロイディス・リー・ヴェクレにより持ち出され
アメリカの「エンパイア・ブラス」の目にとまり、1970年代に初めて録音されました。
円熟した彼の技法が随所に見ることが出来る作品です。
BESでも第2回演奏会に第3番、第10回演奏会では第1番をとりあげ、演奏しています。
1楽章 Allegro Moderat
トロンボーンによる勇壮なメロディで始まり、テューバ、トラ ンペットと形を変えながらうけつがれます。
クライマックスでは 5つの楽器が一つになりますが再び八分音符の軽快な伴奏を伴って冒頭の主題が奏でられます。
2楽章 Intermezzo
トランペットとトロンボーンによるユニゾンのテーマで始まり ます。
このテーマが拡張され少し物悲しげなメロディが演奏され ますが、途中に現れる八分の六拍子の軽快なリズムは子供たちの ダンスが連想されます。
3楽章 Andante
トランペットが荘厳な低音の伴奏にのって叙情的なソロを奏で ます。
トロンボーンが引き継ぎ、 内なる叫びと祈りの様なメロデ ィで満たされます。
4楽章 Vivo
エネルギッシュなユニゾンで始まります。
重厚な金管五重奏の響きが凝縮されている楽章です。
それぞれの楽器がどこか物悲しい様なメロディを移ろう調の中で奏であい、エヴァルド特有の和声感が充分に感じられる楽章です。
(文:Tb古市)


ゲスト:早坂宏明先生(元京都市交響楽団奏者)





9月24日に、YouTubeチャンネルにて公開いたしました!

https://youtu.be/gFRKIk9aS0Q
お楽しみくださいませ
Tpしばた

Brass Ensemble Saturday
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2023年9月9日(土)に開催させていただいた
Brass Ensemble Saturday 第16回定期演奏会
~まだ見ぬ世界へ、旅の始まり~
その時のプログラムを紹介をさせていただきます

今回は、プログラムNo.4

ヴィクトル・エヴァルド
金管五重奏曲第3番
Victor Ewald
Quintet №3
【曲目解説】
ヴィクトル・エヴァルド (1860~1935)はロシアのサンクトペテルブルク生まれの作曲家です。
主に金管楽器の室内楽曲が有名で曲風はチャイコフスキーやボロディンの影響を受けていると言われています。
子供の頃からチェロ、ホルン、コルネットを学び、モスクワ音楽院でさらに専門的に演奏や作曲、音楽理論を学びました。
ホルン、コルネットだけでなくトロンボーンやチューバも吹いたと言われており、一通りの金管楽器はそれなりにこなせたようです。
同時に、ペテルブルク大学で建築工学を学び、土木技師として生計を立てました。
エヴァルドの作品と言えば4曲の金管五重奏曲があります。
中でも第1番と、第3番が有名ですが、第2番と第3番の2曲は永い間存在が知られていませんでした。
後に、ノルウェーのホルン奏者、フロイディス・リー・ヴェクレにより持ち出され
アメリカの「エンパイア・ブラス」の目にとまり、1970年代に初めて録音されました。
円熟した彼の技法が随所に見ることが出来る作品です。
BESでも第2回演奏会に第3番、第10回演奏会では第1番をとりあげ、演奏しています。
1楽章 Allegro Moderat
トロンボーンによる勇壮なメロディで始まり、テューバ、トラ ンペットと形を変えながらうけつがれます。
クライマックスでは 5つの楽器が一つになりますが再び八分音符の軽快な伴奏を伴って冒頭の主題が奏でられます。
2楽章 Intermezzo
トランペットとトロンボーンによるユニゾンのテーマで始まり ます。
このテーマが拡張され少し物悲しげなメロディが演奏され ますが、途中に現れる八分の六拍子の軽快なリズムは子供たちの ダンスが連想されます。
3楽章 Andante
トランペットが荘厳な低音の伴奏にのって叙情的なソロを奏で ます。
トロンボーンが引き継ぎ、 内なる叫びと祈りの様なメロデ ィで満たされます。
4楽章 Vivo
エネルギッシュなユニゾンで始まります。
重厚な金管五重奏の響きが凝縮されている楽章です。
それぞれの楽器がどこか物悲しい様なメロディを移ろう調の中で奏であい、エヴァルド特有の和声感が充分に感じられる楽章です。
(文:Tb古市)


ゲスト:早坂宏明先生(元京都市交響楽団奏者)





ご来場いただきましたお客様のアンケートをご紹介させていただきます
・よかったです。早坂先生のトランペットステキです
・5人の皆様の演奏とは信じ難い素晴しい演奏に心打たれました
・久しぶりにトランペットのたかたかした音を聞いてここちよかった
・心の奥底にしみる感動的演奏でした
・演奏会に一番ふさわしい曲だったと思います
9月24日に、YouTubeチャンネルにて公開いたしました!



https://youtu.be/gFRKIk9aS0Q
お楽しみくださいませ

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